ニュース一覧へ

メルマガ第21号【APEC2022 キックオフイベント】

タイは、2022年APECの主催国として11月14日~19日の期間で開催される経済首脳会議への準備を進めてきました。今、全世界が新型コロナウィルスやロシアによるウクライナ侵攻などの影響を受け大変厳しい経済状況の中にあり、APEC2022はそのような状況に対する適応と復活に焦点を当てています。「オープン、コネクト、バランス」というテーマを掲げ、同地域に開かれた貿易・投資の促進、ビジネス環境の改善、デジタル化とイノベーションの活用(OPEN)、パンデミックで断絶された社会をまたシームレスで安全な国境を越えたつながりを再開させる(CONNECT) 、悪化した地域の不均衡、不平等といった浮き彫りになった環境課題を経済目標と並行して統合させる(BALANCE)、といったことを支援すると示しています。

【APEC2022のキックオフイベント】

2022年11月14日から19日まで開催されるAPEC経済首脳会議週間へのキックオフイベントとしてNational Science and Technology Development Association(NSTDA)がAPEC BCGエコノミー・タイランド2022を始動しました。
NSTDAは高等教育・科学・研究イノベーション省、および40の国内外の機関と協力して2022年10月10日に“APEC BCG エコノミー・タイランド2022:Tech to Biz”のイベントを開催しました。このイベントは「タイ・テック・ショー」と連動して開催され、APECメンバーやパートナーからの政策やテクノロジーに関するセミナー、ビジネス・ピッチングとマッチング、BCGテクノロジー・エキシビション、BCG関連プロジェクトへの現地視察などが盛り込まれています。

  • 代表2者の挨拶
  • シリルット・サンシウィライ事務次官(高等教育・科学・研究イノベーション省)

    “同フォーラムは、タイの国家アジェンダであるバイオ・サーキュラー・グリーン(BCG)経済モデルを導入し、APEC加盟国間の政策、技術、イノベーション、投資、貿易を結びつけ、世界が注目している持続的な開発目標(SDGs)を実現するための重要なメカニズムを見ることができる”

    チューキット・リンピチャムノン会長(NSTDA)

    “このイベントは、ビジネスや産業から研究機関や政策立案者に至るまで、あらゆるセクターを結集し、作業計画を具体的な成果に導き、タイのBCGの国家アジェンダに奉仕するための貿易、投資、学術協力を促進し、支援するためのプラットフォームである”
    “BCGのアプローチに基づく持続可能な開発に特に重点を置いた学術的成果を披露し、学術的・ビジネス的なコラボレーションの機会を創出する”

【イベントのハイライト】

基調講演、特別講演、セミナーがあり、APEC経済地域のスピーカーがエネルギー、環境、食料、農業、観光、創造経済、コミュニティ開発の分野における各国の視点と実践が共有されました。
「注目すべき10のテクノロジー」と題されたプレゼンテーションと投資ピッチングでは、投資家や産業協力者を探しているタイとベトナムの9つの優れたイノベーションが紹介されました。投資のための最も興味深い技術と最高のプレゼンテーションとして、美容マイクロニードルパッチ“Prolifera”が来場者により選ばれました。(クリニックで行われるレーザーやマイクロニーディングよりも痛みや刺激が少なく、安価に皮膚の下のコラーゲンを刺激する効果が得られるというもの)。これは、試案者のカッチャコーン氏がNSTDA研究員と共同で研究開発を進めてきたものでした。
また展示会では、APECメンバーエコノミーのハイライトを紹介するAPECエコノミーパビリオンの他、ラチャブリモデル・EECi・ソーラーサーキュレーターモジュールを展示するBCGモデルショーケースなど、市場投入準備が整っている35組織から200のイノベーションについて投資家や起業家が詳しく見ることができるIPマーケットプレイスが設けられました。

【現地視察】

2022年10月12日の現地視察では、農業、食料、観光が地域経済を支えるために統合されたラチャブリモデル、BCG政策のアジェンダを推進するタイの新しいイノベーションハブとしての東部経済回廊(EECi)、太陽光発電所から廃棄されたソーラーモジュールがソーラーポンプとして再利用される実証施設、水循環、および充電ステーションなど、タイのBCGイニシアチブを体験できるものが用意されていました。
カテゴリー: 過去のメルマガ(タイ関連)

ニュース&トピックス

ニュース>お知らせ
イベント・セミナー”>イベント・セミナー
出版・執筆”>出版・執筆
過去のメルマガ”>過去のメルマガ